2011/04/13
人々に明るい希望を…
東日本大震災により、鹿行地域も多大な被害に合い、予定されていた桜まつりはすべての地域で中止となりました。城山公園では、桜まつりは中止となりましたが、通常通り開園され、桜をひと目見ようと多くの人が足を運んでいました。
人々を優しく出迎え、希望を照らしているかのように、訪れていた人々を元気付けているような印象を受けました。
★取材後記
訪れた日は9分咲きくらいでしたが、咲き誇る桜を見上げたら、ここ数日間不安な日常を送っていましたが
なんだか穏やかな気持ちになりました。
不思議と元気をもらった気持ちになりました。
園内にある遊具で元気に楽しそうに遊んでいる子供たちの姿に、周囲にいた大人の人たちからも笑みがこぼれていました。
2011/04/12
震災乗り越え桜咲く(潮来)
潮来市の日の出3丁目にある桜並木が満開を迎え、薄ピンクのトンネルが道を通る人たちを和ませています。日の出小学校の近くということもあり、小学校の子供達にも喜ばれている桜並木。
今年の開花は、昨年より4、5日遅れましたが、その分、同小学校の新一年生を迎える花となりました。
この美しい桜のトンネルは、地元の「桜の木を守る会」が毎年手入れを行うことで保たれています。
もしも東日本大震災がなかったら、町内で恒例のお花見が行われていたことでしょう。
賑わいのない桜の風景は、少し寂しい印象があります。
日の出地区は、市内で最も被害が深刻な地域で、復旧作業が集中的に行われています。
震災から1ヶ月が経ち、町も少しずつ落ち着きを取り戻していますが、完全と言える状態ではありません。
この桜並木の歩道も例外ではありません。
液状化現象の影響により、隆起や陥没、亀裂などが見られ、震災の爪痕を残しています。
それでも桜は美しく咲いています。
2011/03/24
震災の影響(潮来)
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で被害を受けられた方々に心からのお見舞いを申し上げます。一日も早く日常の生活に戻れますよう切にお祈り申し上げます。
3月11日(金)午後2時26分頃、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生しました。
この地震はマグニチュード9.0を記録し、東北から関東までの広範囲に被害を広めました。
編集室がある潮来市日の出地区では、市内の中でも特に液状化が激しく、深刻な被害を受けています。
電信柱は斜めに傾き、道路は陥没と亀裂で思うように車を走らせることができません。
地盤沈下で傾いた家屋、液状化により噴出した水、人けの無い街…1ヶ月前の日の出の風景とはかけ離れた世界です。
震災当日、編集室があるニュースステーション潮来も、液状化により店舗が傾き、路上から噴出した泥水が店内まで侵入。
停電と泥水の中で、手探りの新聞折込作業が行われました。
その後、電気については、この記事を書いている3月24日現在、地区全域で使えるようになっています。
復旧作業に携わった方々に感謝致します。
しかし、上下水道の復旧に関しては、まだまだ先(予定では5月下旬)。
日の出に住む方々も我慢の生活が続きます。
2011/03/10
華やかに「ひな飾り」(潮来)
雛人形の段飾りとつるし雛をテーマにした「ひな飾りとつるし飾り展」が潮来市立ふるさと館で行われています。現代の風潮や住宅事情の影響で、珍しくなってしまった七段飾りのお雛様。
七段飾りは、宮中の幸せな結婚式を表現しているのだそうです。
つるし飾りには、縁起物や動物、着物など、様々なものがかたどられ、雛壇の両側を華やかにしています。
また、春を感じる活け花や昔の花嫁衣裳などが展示されていて、会場全体が「女の子のお祭」という雰囲気でした。
来館者には、お茶の接待もあり、ゆっくりと展示を楽しめるようになっています。
☆ひな飾りとつるし飾り展
【場所】潮来市立ふるさと館(潮来5006)
【会期】3月中、土曜・日曜のみ
【開館時間】午前10時~午後4時
【入場】無料
【問合せ】展示開催日…潮来市立ふるさと館:TEL0299-62-2326/開催日以外の日…水郷まちかどギャラリー:TEL0299-63-3113(月曜休館)
★取材後記
来場者の方(年配の女性)に感想を聞いてみました。
「子供の頃、家族みんなで雛壇を組み立て、お雛様を飾った記憶がよみがえります。懐かしいです」と話してくださいました。
考えてみると段飾りは、雛壇の組み立てから始まり、各段に人形や小物を並べ、雛飾りが完成。
人形も、親王様、三人官女、五人囃子、随身、三人仕丁…と、エグザイル並みの大所帯です。
雛飾りが完成するまで、結構、大仕事ですよね。
実家の兄夫婦のところは、ケース入りで親王様のみのお雛様。コンパクトで出し入れも簡単。
雛人形の世界でも核家族化が進んでいます。
2011/03/07
文化協会による音楽祭(潮来)
芸能音楽祭が3月6日(日)、潮来市の市立潮来公民館で開かれ、約300人の聴衆で賑わいました。この音楽祭は、潮来市文化協会に加入している芸能、音楽部門の発表会として毎年開催されています。
今年で12回目。
大正琴、コーラス、フォークダンス、邦楽、カラオケなど、計14部門のプログラムが展開。
それぞれに日頃の練習の成果を披露しました。
★取材後記
芸能音楽祭は、「わたしのまち」というミニコミ紙の時から取材させていただいているイベントです。
さまざまな部門からの発表なので、多くの団体を撮影し、紙面の1面を全部使って紹介していました。
サイト記事になってから、そのような編集ができなくなり、毎回、掲載写真の選択に頭を悩ませています。
取材記事は、携帯サイトとホームページが同じ内容ですが、掲載写真だけは、それぞれ別の写真にしています。
出演された方々の晴れ舞台を、なるべく多く紹介するための苦肉の策であります。
両方をご覧になって、音楽祭の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。