2014/01/27
里いものグラタン
練りごまとみそで味の深みが増す里いものグラタン。クリーミーでホクホクがたまらない美味しさ。
★材料(2人分)
里いも(大)…2個
エビ(ブラックタイガーなど)…4尾
塩、カイエンヌペッパー…各少々
オリーブオイル…小さじ1/2
バター…小さじ1/4
ブランデー…小さじ1
生クリーム…50cc
ごまみそペースト(練ごまと白みそを3対1で混ぜ合わせたもの)…小さじ1
卵黄…1個
パルメザンチーズのすりおろし…適宜
★作り方
1.里いもを電子レンジに入れて約6分、串で刺したときにまだ少しかたいと感じるくらいに加熱します。
2.エビは殻をむき、背ワタを取って2㎝幅に切り、塩とアイエンヌペッパーをふります。
3.里いもは縦半分に切り、スプーンで中をくりぬき、器を作ります。くりぬいた中身は粗くつぶしておきます。
4.鍋にオリーブオイルとバターを熱し、エビを入れて軽く炒め、ブランデーで香りづけし、生クリームを加えてひと煮立ちさせ、里いもの中身を加えて約5分煮込みます。
※ブランデーがない場合は日本酒でもよい。エビに香りづけをしてから生クリームを加える。
5.4にごまみそペーストと卵黄を入れ、火を止めて素早くかき混ぜ、パルメザンチーズ約小さじ2を加えてさらに混ぜます。
※卵黄はすぐ日が入るので、加えたら手早く混ぜる。
6.里いもの器に5を詰め、上からパルメザンチーズをまんべんなくふりかけてオーブントースターで焦げめがつくまで焼きます。
※里いもの器に具をたっぷりと詰める。
※2003年の読売クックブック288号に掲載
☆次週は、バレンタインにもおすすめのお菓子、アップルブラウニーです。
2014/01/20
ごぼうご飯と牛すじストロガノフ
一皿でご飯とおかずを食べられるライスものは庶民の味方!モチモチした牛すじのストロガノフをたっぷりとご飯にからめて頂きます。
★材料(3人分)
牛すじ…400g
オリーブオイル…大さじ1/2
玉ねぎ(大)…1/2個
にんにくのみじん切り…小さじ2
トマト…2個
赤ワイン…150cc
砂糖…ひとつまみ
ブイヨン…360cc
塩、コショウ…各適宜
パプリカ…大さじ1と1/2
ローリエ…1/3枚
タイム…1本
☆ごぼうご飯
米…2合
玉ねぎ(大)…1/2個
ごぼうの太い部分…4㎝
オリーブオイル…小さじ1
にんにく…1片
ブイヨン…350cc
バター…10g
オイスターソース…小さじ1
塩…少々
(お好みで)生クリーム…適宜
★作り方
≪牛すじストロガノフ≫
1.牛すじはたっぷりの湯でさっとゆで、冷水に取って脂や汚れをきれいに掃除します。
食べやすい大きさに切り、たっぷりの水に入れて火をかけ、沸騰したら弱火にして軟らかくなるまで約1時間煮込みます。
2.鍋にオリーブオイルを熱し、5㎜幅にスライスした玉ねぎを入れ、きつね色になるまで炒め、水けをきった1を加えてさらに炒めます。
※玉ねぎは焦がさないようにじっくり炒めて甘味を出してから牛すじを加える。
3.2ににんにくを一口大に切ったトマトを入れてさらに炒め、赤ワイン、砂糖を加えて中火にし、ワインの量が2/3くらいになるまで煮詰めます。
※赤ワインに砂糖をひとつまみ入れることで渋みがやわらぐ。
4.3にブイヨン、塩、コショウ、パプリカを入れて味を調え、ローリエ、タイムを加えてふたをし、約20分弱火で煮込みまます。
≪ごぼうご飯≫
1.米は水でといてザルに上げ、玉ねぎはみじん切りに、ごぼうはささがきにして水にさらします。
2.鍋にオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れて熱し、玉ねぎを入れて透き通るまで炒めたら、水けを切ったごぼうと米を加えて約5分炒めます。
3.2を炊飯器に移してブイヨン、バター、オイスターソース、塩で味を調え、普通に炊きます。
≪仕上げ≫
炊き上がったご飯とストロガノフを器に盛り、好みで生クリームをかけていただきます。
※2003年の読売クックブック288号に掲載
☆次週は、里いものグラタンです。
2014/01/14
豆腐と野菜のサラダ
野菜たっぷりの洋風揚げ出し豆腐。マリネした野菜をかけます。
※マリネを多めに作り、カリカリのフランスパンにのせて食べてもおいしいです。
★材料(2人分)
木綿豆腐…1丁
ジャンボピーマン(赤・黄)…各1個
なす…1本
ズッキーニ(緑・黄)…各1/2本※なければ緑のズッキーニだけても可
塩、コショウ、オリーブオイル…各適宜
トマト(甘味の強いもの)…1/2個
片栗粉…適宜
玉ねぎのみじん切り…大さじ1
☆3種の香草
エストラゴン(タラゴン)…適宜
セルフィーユ(チャービル)…適宜
イタリアンパセリ…適宜
赤ワインビネガー…小さじ1
★作り方
1.豆腐はさらしで巻いて重しをのせ、しっかりと水けをぬきます。
2.ジャンボピーマン、なす、ズッキーニは8等分の縦長の櫛形に切り、塩、コショウを強めにふります。
3.2をそれぞれオリーブオイルを熱したフライパンで、全体にしっかりと焼き色がつくまで焼き、材料をオイルごとバットに移して冷まします。
※炒めた油で野菜をマリネする(漬け込む)ので多めの油で炒める。バットに移したら野菜の半分くらいまで油がひたるようにする。
4.トマトと3を7㎜の角切りにします。
5.1を6等分に切って水けをふき、塩、コショウし、片栗粉をまんべんなくつけます。
※カリッと焼くには水けをよくふいて粉を薄くまぶすこと。
6.樹脂加工のフライパンにオリーブオイルを熱し、5を入れ、両面がカリッとしたきつね色になるまで焼き、クッキングペーパーの上に置いて余分な油分を取ります。
7.ボウルに4、玉ねぎ、みじん切りにした3種の香草小さじ1杯ずつ入れ、バットに残っているオリーブオイルに新たなオリーブオイルを足して合計20cc
にしたものを加えて混ぜます。
8.盛る直前、7に赤ワインビネガーを加え、塩、コショウで味を調えます。
9.器に6と8を交互に盛り付けます。
10.ちぎった3種の香草をオリーブオイルと塩であえ、9の仕上げに飾ります。
※2003年の読売クックブック288号に掲載
☆次週は、ごぼうご飯と牛すじストロガノフです。
2014/01/06
塩だらとじゃがいもの煮込み
手軽に使える甘だらを使ったフランス料理。材料をすべて鍋に入れて煮込むだけの簡単で美味しい一品です。
★材料(2人分)
甘塩だらの切り身…3切れ
じゃがいも…3個(大)
牛乳…400cc
オリーブオイル…大さじ1/2
にんにくのみじん切り…小さじ2
タイム…3本
★作り方
1.たらは半分に切ります。
2.じゃがいもは丸ごとゆでて皮をむき、味がしみこむよう2~3等分に手で割ります。
3.鍋に1と2、牛乳、オリーブオイル、にんにく、タイムを入れて強火で沸騰直前までわかし、火を弱めてふたをして約10分間煮込みます。
[ポイント]
・煮込む前に甘塩だらの塩けが溶け出るので、塩を加える際はかならず先に味見をすること。
・煮すぎるとたらの身がスカスカになるので注意。
※2003年の読売クックブック288号に掲載
☆次週は、豆腐と野菜のサラダです。温かいサラダなので冬にぴったり。
2013/12/24
りんごのスープ
りんごの爽やかな甘みが口に広がるスープです。あたたかいデザートとして、またはおやつとしてどうぞ。
★材料(4人分)
リンゴ(ふじ、ジョナゴールドなど)…1個
材料A
水…1と1/3カップ
レモン汁…大さじ1
蜂蜜…大さじ2
材料B
コーンスターチ…大さじ1
水…大さじ2
ミントの葉(あれば使う)…少々
★作り方
1.リンゴは4つ割りにして芯と皮を除きます。
2.鍋に材料Aの水とレモン汁、蜂蜜を入れて混ぜ、リンゴをすりおろしながら加えます。
3.2を火にかけて、混ぜながら煮立て、材料Bの水溶きコーンスターチを回し入れて、とろみをつけます。
4.器に盛って粗く刻んだミントの葉を散らします。
※2003年の読売クックブック239号に掲載
今年もあとわずかになりました。
来年もいろいろなレシピを紹介しますので、よろしくお願い致します。
皆様、よいお年を!
☆次回は、1月6日に更新します。レシピは、塩だらとじゃがいもの煮込みです。